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音戸の榎酒造「華鳩」蔵開き。

 いい訳じみた遅れ遅れの日記ですが、乗り物好きで「船」をテーマにしつつ、自転車6号「ストライダ」を伴い、ゴールデンウイークに突入してまず最初に行ったのが呉市の音戸で、つつじの真っ盛りな所からの続きです。

 観光案内所で地元の酒蔵の榎酒造さんがこの日に蔵開きと聞きつけて行ってみました。開場までは30分ほどありますが日本酒ファンが詰め掛けて来ます。

 時間になると半被を着た社長さんが蔵の扉を開いて皆さん雪崩れ込みますが、向かった先はお酒の試飲コーナーではなく、呉の有名パン屋さんの販売コーナーに群がります。

 お酒は40種ほど試飲が出来て、十分な量があるので後回しでも問題ないようですが、パンは売り切れたらお仕舞いなのでそっちが優先のようです。

 私は自転車で持ち歩くわけにはいかないので、試飲コーナーに行きましたが目移りすりほどの種類が用意されています。周りでは試飲の域を超えてつまみ持参で酒盛りが始まっていますが、それもOKのようです。

 ここの蔵の名物は貴醸酒といって、仕込み水のかわりにお酒で仕込む酒が有名ですので、これだけほんの少し舐めてみました。シェリー酒のような感じです。

 お酒の誘惑を断ち切って、蔵内を見て回ります。瓶詰めからラベル貼りは手作業の要素が見られます。

 朝日新聞の取材も入っていて、社長さんが2階を案内されていました。2階は飲めない人も楽しめるようにと工芸品などの物販コーナーとなっていました。

 私は音戸大橋のたもとの天仁庵にランチを食べに行くので、早々に賑わう蔵を後ろ髪引かれながら出て、音戸大橋方面に戻りますが、天仁庵に着いた時には、時すでに遅くのランチは満席で1時半まで開かないとの事です。

 仕方なく音戸の瀬戸を行き交う船を見ながら、日本一短い航路と言われる「音戸の渡し」で本土側の警固屋に渡る事にします。

 ここは時刻表など無く、桟橋に人が来るとその都度に船が運航され、対岸に居ても待っていれば船が来るそうで、田舎の乗り合いバスのような感じです。

 年季が入った船で、年季の入った船長さんに自転車込みで150円支払い出港です。海上で音戸大橋を眺めている間もなく直ぐに対岸に到着します。

 渡し舟を降りて第二音戸大橋の上り口方面を目指します。とはいえ古いほうの音戸大橋はループで高度を稼いでいたので渋滞していましたので、新しい橋はなだらかな勾配で上がっていきますので入り口は結構離れたところにあります。そのまた少し先に自販機でトビウオのだしを売っている二反田醤油の直営うどん店「だし道楽」があります。

 丁度昼時なので満席で賑わっています。大阪に行くと「かすうどん」を食べてしまいますが、広島でもここで「かすうどん」が食べることができますので、小腹の足しに食べていきます。

 値段が600円のわりに「カス」の量が・・・とか大阪の事を知っているので不満は残りますが、出汁は美味しいです。

 この後、車に戻ってスタライダを格納して、音戸の瀬戸公園に再度上がってみます。午前は自転車でしたので駐車場界隈だけ見てすぐに音戸大橋を渡ってしまったので、山の上のほうに上がってみますと一層素晴らしい風景が開けます。

 松山行きのスーパージェットが弧を描きながら第二音戸大橋の下をくぐって行って、先ほどの音戸の渡しの方をズームアップするとヨットが手を振りながら通り過ぎていきます。

 車で音戸大橋を渡って天仁庵に行ってみますと、ランチ品切れになっていました。

 偶然蔵開きだった榎酒造に急遽行ったのが敗因ですが、予約の大切さが身に沁みます。

 不完全燃焼なので次なる目的地を探しに彷徨いながら・・・つづく。